陸前高田市議会 2022-12-02 12月02日-02号
市立博物館の開館に当たりましては、被災直後から岩手県立博物館や全国の大学など、専門機関の多大な御協力をいただき、被災資料の安定化処理及び修復に取り組んできたところであり、11月5日に開館し、一般公開を開始したところであります。
市立博物館の開館に当たりましては、被災直後から岩手県立博物館や全国の大学など、専門機関の多大な御協力をいただき、被災資料の安定化処理及び修復に取り組んできたところであり、11月5日に開館し、一般公開を開始したところであります。
まず、被災資料の再生として、文化財レスキューの成果や安定化処理の技術を公開するとしておりますが、東日本大震災により陸前高田市の全ての文化施設がのみ込まれてしまいました。市立博物館や海と貝のミュージアムなどで所蔵していた資料約56万点が被災し、そのうち46万点が県内の博物館ネットワークでつながった学芸員たちの手によって回収されました。
その他の5校につきましては、市が管理を行っているところであり、旧生出小学校は博物館の被災資料の安定化処理、修復作業やそれらの資料の収蔵場所として、旧矢作小学校は資料等の保管場所として、旧気仙小学校は地域の避難所として、また旧矢作中学校は埋蔵文化財調査で発掘された資料の保管場所として、旧高田東中学校は適応支援教室と交流活動拠点であるグローバルキャンパスとして活用するなど、それぞれ様々な形で利用されているところであります
新たな博物館では、学芸員の監修の下で旧海と貝のミュージアムと同様に世界の珍しい貝殻や化石の展示のほか、被災資料の修復作業の公開や再生資料を展示するなど、震災の記憶とともに未来に伝える施設として、本市を訪れる国内外の観光客にとって他に類を見ない極めて魅力的で価値ある展示が期待されているところでありますが、特別展示、常設展示を問わず、その価値への対価として得る観覧料収入を次のさらに高い価値ある魅力的な展示費用
また、津波で被災した資料の再生につきましても、全国の専門機関との連携をなお一層強化し、引き続きその復旧に取り組んでいくとともに、新館開館後は、被災資料の修復作業の公開や再生された資料を展示公開するなど、積極的に活用してまいります。
さらに、市立博物館においては、東日本大震災の風化防止と伝承を図るため、被災資料の展示、あるいは被災資料の安定化処理、修復作業を公開していくとともに、将来には国宝、重要文化財等の展示公開が可能な公開承認施設の認定を目指すなど、市民一人一人が文化、芸術に親しむ機会の確保に努めてまいりたいと考えているところであります。 次に、社会教育施設等の財源措置についてであります。
被災資料につきましては、東日本大震災により市立博物館や海と貝のミュージアムなどで所蔵していた資料約56万点が被災し、そのうち約46万点を岩手県立博物館などの協力をいただきながら回収したところであります。
また、津波被災資料につきましては、専門機関との連携を強化し、復旧に取り組むとともに、新たな市立博物館完成後は、その展示を行い、あわせて、安定化処理及び修復作業の公開も行ってまいります。 さらに、国の登録有形民俗文化財である「陸前高田の漁労用具」の重要文化財指定に向けた資料整備に努めてまいります。 最後に、教育大綱の6つ目である「生涯スポーツの推進」についてであります。
一方で、矢作町の旧生出小学校にある仮設博物館で現在行われている被災資料の安定化処理、抜本修復などの作業や、修復された資料の保管、管理については、新しい博物館が再建された後も引き続き現在の施設で行うこととしており、再建される新しい博物館においては、展示部門に重点を置きたいと考えているところであります。
また、出前博物館などの教育普及事業を行い、学習支援を展開するとともに、被災資料の保存修復の取り組みを市内外に向けて広く発信しながら、積極的な啓発活動に取り組んでまいります。 以上、平成28年度の施策の大要について申し述べましたが、教育委員会といたしましては、教育の充実に向け、環境整備に努め関係機関と連携し、施策の推進に全力を挙げて取り組んでまいる所存でございます。
さらに、出前博物館などの教育普及事業を行い、学習支援を展開するとともに、被災資料の保存修復の取り組みを広く市民に周知しながら啓発活動の充実にも取り組んでまいります。 スポーツの推進については、小中学校の体育館や、市内に整備された仮設グラウンドを活用し、引き続き市民がスポーツに親しむ機会や場の提供に努めてまいります。
両国にあるこの博物館は、修学旅行などの来館者の多いところですが、現在「2011.3.11平成の大津波被害と博物館―被災資料の再生をめざして―」が開催されています。特別展示室入り口に置いてあったのは、見なれた時計、その針は3時31分で止まっていました。 東日本大震災は、戦後最大の自然災害で、多くの尊い命や財産が失われました。そして、陸前高田市立博物館も甚大な被害を受けました。
また、出前博物館などの教育普及事業を行い、小中学校の学習支援を展開するとともに、被災資料の保存修復の取組を広く市民に周知することを目的として、関係機関との連携による啓発活動の充実にも取り組んでまいります。 第2は、「学校教育の推進」についてであります。
第10款教育費には、東日本大震災で旧釜石第一中学校1階の郷土資料館収蔵庫が浸水し収蔵資料が塩水及び泥土によって損傷し収蔵庫も損壊したことから、資料を保存処理した上で新たな保管庫を設置して管理しようとする、郷土資料館被災資料保存事業を計上しております。